第3回東証ベンチャーフォーラムに出席してきました
昨日東証で行われた以下のイベントに参加してきました。
第3回東証ベンチャーフォーラム(東証HP)
特別講演のリブセンスの村上社長(最年少で東証一部上場)のお話がとても面白かったです。
印象に残ったお話をご紹介しておきます。
あと、以下のお話で開場は笑いに包まれていました。
「上場すると綺麗な女性がどんどん寄ってくる」と聞いていたが、全然そんなことが起こらない
村上社長は、とても落ち着かれた口調で、終了後の質疑にも一つずつ丁寧に受け答えをされており、とても好印象でした。
1月には東証・大証の経営統合が行われますので、東証としてのIPOイベントはこれが最後とのことでした。
統合後も「取引所発」のIPOイベントに期待したいと思います。
第3回東証ベンチャーフォーラム(東証HP)
特別講演のリブセンスの村上社長(最年少で東証一部上場)のお話がとても面白かったです。
印象に残ったお話をご紹介しておきます。
・小学校高学年の時から「社長」になりたいと思っていた ・高校2年のときに簿記2級とシスアドの資格を取得(起業直後は経理も自分でやった) ・上場準備はCFO(経営管理本部長)の採用がスタート(人材紹介会社通じて採用) その方が優秀なお陰で社長には上場準備に大きな負荷がかからなかった (終了後の質疑)CFO探しの時には、「経験者」であることを重視した ・上場コストについては、取引所への支払額など直接かかるコストはものすごい多額というわけではない 多額になるのは管理部門の人件費である ・上場で変わったこと 経営者としては、社外・社内への説明する力が身にについてきた (しっかりとした説明を求められる機会の増加) 会社としては、「採用」、「お客様」、「信頼」の面で変化があった 採用は、エントリー数はIPOI前との比較では10倍以上、応募者の質も上がった お客様については、取引社数も増加したが質が非常にかわった いわゆる大企業がお客になってくれるようになった 信頼については、いろいろな人と会えるようになり、そこでさらに成長させてもらえる ・IPOのデメリットについて よく言われる「経営の自由度がなくなる」というのはまだ感じていない 未上場企業であれば経営者だけの判断でもっと自由に経営できるのかもしれないが、しっかり議論をして判断するようになったことは良かった 「買収(される)リスク」という面については、全力で会社がよくなるように経営していれば、外部から経営者の交代を求められることは考え難い(短期的な利益を狙った買収者が出てくる可能性は否定できないが) ・IPOはしたほうがよいか、しないほうがよいか メリット・デメリットは会社ごとに異なるので、どちらが良いとは言えない。 リブセンスは、明らかにメリットの方が大きい(のでIPOを選択した) |
あと、以下のお話で開場は笑いに包まれていました。
「上場すると綺麗な女性がどんどん寄ってくる」と聞いていたが、全然そんなことが起こらない
村上社長は、とても落ち着かれた口調で、終了後の質疑にも一つずつ丁寧に受け答えをされており、とても好印象でした。
1月には東証・大証の経営統合が行われますので、東証としてのIPOイベントはこれが最後とのことでした。
統合後も「取引所発」のIPOイベントに期待したいと思います。
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