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研究報告「大証における上場関連業務」 (大証金融商品取引法研究会)


大証のウェブサイトに興味深い研究報告が出ていました。
(注:かなりマニアックな内容ですので、IPO準備会社さんなどが読むには少ししんどいかと思います)

これです(6月24日と暫く前に行われた研究会ですが、10月12日付でアップされています)。
  ↓
大証金融商品取引法研究会報告「大証における上場関連業務」
(報告者:株式会社大阪証券取引所大阪上場グループリーダー 大西信二)

内容は、以下になります。
大阪証券取引所の上場部門(上場管理・上場審査)に関し,日頃問題意識を持っている内容(コーポレート・ガバナンスに対する取引所の守備範囲の問題,一・二部市場と新興市場の間の上場管理のあり方の問題,新規上場と企業再編のタイミングの問題)につき説明し,その後,それらを踏まえ,各論点につき議論が行われました。

議論は、15名の学者さん VS 大証 で行われております。
IPOの活性化という話題が一部だけ出ていますので以下に引用しておきます。
○藤倉 最近,証券業協会を中心として取引所もかかわって,2番目のテーマにもかかわりますけれども,新興市場の活性化という視点からいろいろと議論をしたと思います。
その中で今のご質問の答えになるような,上場を考えている企業にとってプラス,こういうことをやっていこうというものが幾つかあったと思いますから,ご紹介をしたらどうでしょうか。

○大西 そうですね,上場審査で言いますと,できるだけ透明性を高めるというところはあると思います。取引所の審査はわかりにくいというか,何か見えにくいということをよく言われます。机の引出しの中にいっぱい基準を持っているとかと昔から言われます。できるだけそういうところを透明にしていこうということが一つあります。
ですから,審査の例えばスケジュールの面,あるいは審査のチェック内容,即ち,こういったところを取引所としては確認していきますというようなこと,さらには,審査の中で,今回は残念ながら適合しませんということでお断りする場合には,その旨をきちんと書面も含めてご説明するというようなことで,方向としては,できるだけ透明性を高めることでIPOを少し増やそうかというようなことがございます。

審査のスケジュール等を見える化していくという取組みは、ほぼ同内容を東証も打ち出しています。
これ「だけ」では、IPOが目に見えて増えるかというと正直なところ微妙にも思えますが、活性化に向けて出来ることをやっていくという姿勢には強く賛成です。

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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

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