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セルシード 上場体験談(ジャスダックHP)

2010年3月16日にジャスダックNEOに上場した株式会社セルシード(取締役最高財務責任者 細野 恭史氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社セルシード 取締役最高財務責任者 細野 恭史 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken7776.jsp
 
詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「上場準備を顧みて思うこと:「自社の成長シナリオの一部として上場を位置付ける」ことの重要性」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

 当社はひと言で言えば「日本国内よりも海外での事業展開が先行する再生医療医薬品メーカー」ですが、実はこのような国内上場企業は私どもが初めてです。当社はバイオセクターのIPOにおける主幹事経験が最も豊富な証券会社に主幹事をお願いしましたが、同社は審査の過程で様々な検討と議論を行った上で新しい視点を抽出して当社上場の最終的な可否を見極められたと聞いております。
 正直なところ審査を受ける立場として「審査の力点が変動する(あるいは審査のポイントについて先行類似事例からの類推が利かない)」ことには苦労や戸惑いが伴いましたが、「要は当社自身が描いている成長シナリオのどの段階に焦点を合わせるかという議論であり、異なるシナリオを求められているわけではない」ことを理解できた時から議論が噛み合うようになりました。成長シナリオと切り離してただ上場を急ぐだけであったなら、表面的な上場基準にこだわる余り、この段階で暗礁に乗り上げてしまっていたのではないかという気がします。
 大変厳しい審査でしたが、安易な前例のあてはめに陥らずに当社の成長シナリオを理解して新しい見方を組み立てて下さった主幹事証券会社様には、今でも頭が下がる思いです。


証券会社や取引所の審査判断は、一見すると同じような事象であっても、時代や個別個別の事情等によって、変化します。 
何か審査で問題視されるようなことがある場合に、「過去、こういう事例で上場した(審査を通った)事例があるので大丈夫!」と 自信満々に「(特異な)事例」を持ち出す方(上場準備経験者として採用された方や、コンサルタント)もおられるようですが、「危険」なアドバイスになっていることもあるようです。
私は、もしIPOに向けて解決が難しい問題が発生した場合には、変に悩むよりは、同社のように、主幹事証券が一所懸命に解決策を検討してくれるよう、主幹事証券との良好なコミュニケーションを構築するほうが大切だと思います。
(ちなみに、セルシードの主幹事証券は、野村証券です)

上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。


ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp


【参考記事(カテゴリー)】

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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

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