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会社は頭から腐る



産業再生機構のCOOだった冨山和彦氏の著書になります。

昨今の日本企業の衰退は、強い現場がありながら、経営者(経営陣)が脆弱なために起こっているということを、長年のご自身の経験・苦労から力説されています。

経営とは人の営為であるとし、各個人を動かすのは各個人のインセンティブと性格であるとのことです。人によってインセンティブの対象も違い、また性格も違うため、これを理解することが経営にとって大切だとしています。銀行から出向で赴任されている人にとってのインセンティブはその会社の業績ではなく、「どうすれば早く出向元に戻れるか」だったというようなエピソードが紹介されており、なるほどと思うところが沢山ありました。

これからは40代の経営者が増えていくことを強く切望されており、そのためには30代でタフな経験を重ねていくこと(日本にそのような風土ができること)が必要とのことです。

経営とは、正解が教科書に載っているものではなく、高学歴者が優秀な経営者なのかというと、むしろそうではないのではないかという持論を統計グラフまで用いながら説明されていましたが、頷く面も多くありました。


堅めの本ですが、とても楽しく読めたものですので是非紹介しておきたいと思います。
企業の経営者・マネジメントレベルの方やコンサルタント等のプロフェッショナルの方に特にオススメしたい一冊です。
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