『TOKYO AIM』 ついに始動?
東証のプロ向け新市場『TOKYO AIM』が6月1日からスタートするようです。
東証HPに、5月29日付けでプレスリリースが出ています。
TOKYO AIM、取引所免許を取得 プロ向け新市場、6月1日からスタート
また、これとともにTOKYO AIMのHPに、各種の制度・規則等が公開されています(PDFで)。
分量が多いため目を通せていませんが、まず目を通すとしたら、
TOKYO AIMに関するQ&A でしょうか。
同市場の特徴や、J-Nomadに関する説明などがなされています。
以下、ちょっと細かい論点(通常の東京AIMの説明には出てこないこと)ですが東京AIMの特徴といえるところを挙げておきます。
● 上場予定会社は、上場申請をした時点で公表される(通常のIPOは上場承認時)
● 上場申請から上場承認は最短10営業日(規則でその旨が明文化されている)
● 財務諸表監査は、「監査法人」に限定(個人会計士や共同事務所はNG)
● プロ向け市場であり、特定投資家だけしか買い付けできないが、売り付けは特定投資家に限定しない(既存の株主が売ることはできる)
制度・規則が確定し、市場がスタートしますので、あとは上場企業が出てくるだけです。
業界内でも同市場には、賛否が飛び交っている(消極派も多い)ようですが、第1号案件に注目したいと思います。
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(ご参考)当ブログの「TOKYO AIM」に関する過去記事
・東京AIM 夏にも上場第1号?(09年4月16日)
・TOKYO AIM情報(日経techon) (09年2月24日)
・TOKYO AIM (09年1月30日)
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