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(読書録)社長の器

GCAの佐山展生氏の著書です。
(副題は「経営のプロを目指す君たちへ」)



本書は、佐山氏が教えている「企業価値向上論」講座(一橋大学大学院のMBAコース)の講演を、書籍化して紹介しているものです。

さまざまな分野で活躍している経営者を招いて講演をしてもらっているとのことで、本書の登場人物は、
・藤巻幸夫氏(フジマキジャパン副社長)
・澤田貴司氏(リヴァンプ代表取締役、代表パートナー)
・冨山和彦氏(経営共創基盤代表取締役CEO)
・河原春郎氏(ケンウッド代表取締役会長)
・阿部修平氏(スパークス・グループ代表取締役社長)
・米正剛氏(森・濱田松本法律事務所パートナー)
・安部修仁氏(吉野家ホールディングス代表取締役社長)
・永守重信氏(日本電産代表取締役社長)
・辺見芳弘氏(インテグラル取締役パートナー)
・藤原洋氏(インターネット総合研究所代表取締役 所長)
という顔ぶれです。

それぞれ面白かったですが、
記憶に残ったのは、
永守重信氏の、
『実は、私は会社を買収するときにデューデリジェンスなどしたことがありません。というのは、弁護士や会計士を100%信用するより、私が見たほうが早いと思っているからです』
でしょうか。
講演を要請した佐山氏は、「デューデリジェンスによってM&Aを成立させていく」お立場の方であるのに・・・・と、永守氏の信念(と度胸)を感じました。

あと、
藤原洋氏の
『このような私の経験を振り返り、ベンチャー企業がなぜ上場するのかということについて、3つの「あるから」に整理してみました。上場するからには社会的大義が必要です。つまり「目的があるから」上場するのであり、「適正があるから」上場できるのであり、「効果があるから」上場をするということです。』
も、うまい整理の仕方だなぁと感心しまいsた。
『  』内は本書からの引用です)

約300ページと分量はありますが、
上記のような登場人物が、「企業価値向上論」講座で話した内容というのに興味を惹かれる方はぜひお読み頂ければと思います。


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