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金融マンのための「IPO支援」業界別ガイドブック


新日本有限責任監査法人の出版物です。



想定されている読者としては、金融機関(銀行・証券会社・保険会社)の法人営業担当者向けであり、その立場の人が、IPOを意識している企業に対してどのように接していくべきかを説明している書籍になります。

前半部分(第1部)では、法人営業における会社訪問の心得というような話や、IPOの目的・メリットの説明、IPOできるかどうかを見極めるポイントなどが、金融機関側の目線に立って書かれています。
後半部分(第2部)では、「業界別・IPO支援ガイド」として、
・流通業界
・コンテンツ業界
・IT、ソフトウェア業界
・不動産業界
・外食業界
・バイオ業界
の別に、「業界の概要」、「ビジネスの特徴」、「業界特有の留意事項」、「その業界でのIPO成功のポイント」という切り口で解説がされています(各業界でそれぞれ40ページ程度)。
業界別とはいっても、各業界についての総論的な内容が書かれている程度ではあり、各業界の専門家レベルの解説とまではいかないものの、この切り口でまとめた資料・書籍は貴重かと思います。

書籍中には、想定している読者として、「金融機関 担当者」に加えて「企業の経営者」にも読んでもらいたい旨が書かれていました(金融機関と接するにあたって有意義とのことで)。
私としては、この想定読者の方に加え、上に列挙した6業界に属する上場準備会社の方(上場準備プロジェクト責任者ほか)が、自社の属する業界の部分を読むことも有用なのではないかと思いました(自社業界の部分というと「40ページ程度」だけですが)。

この手の書籍としては3,800円はちょっと高めな気もしますが、良い本だと思います。

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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

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