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(読書録)会社の品格

昨年12月に上場したリンクアンドモチベーションの小笹社長の著書です。


従業員に対する接し方を中心に会社の「品格」について書かれています。

・従来の会社と従業員の関係

  終身雇用
     ↓
  年功序列の賃金体系、約束された退職金
     ↓
  社員は辞めないことが前提
     ↓
  雇った社員(釣った魚)に餌をやる必要はない

 会社は従業員を解雇しない=従業員は会社をやめない という相互依存関係が成立

・現在の会社と従業員の関係

  終身雇用は約束されない
     ↓
  能力・成績に応じた賃金体系、退職金なし
     ↓
  社員は条件のよいところがあればすぐ辞める
     ↓
  社員を「マーケティング」する必要がある。

 社員が社内で何を求め、何を不満に思っているのかをきちんと把握しておく必要がある。
  社員に対しても積極的に情報開示をしていくべきであり、採用段階で応募者にウソや誇張をすることは詐欺に等しい。
など、現代における従業員との関わり方についての考察が述べられています。
「なるほど」と思う内容盛りだくさんでした。


それと、
「品格ある上司」という箇所も面白い内容でした。
上司の影響力の源泉として、5つの要素を挙げています。

 ・専門性:「すごい」
    特定の分野に長けている、メンバーより経験が高い、ある分野で評価が高い
 ・人間性:「すてき」
    人間としての魅力があるかどうか
 ・返報性:「ありがたい」
    恩返ししたいと思えるほど、部下に関心を持ち、指導してくれる
 ・一貫性:「ぶれない」
    いついかなるときも、明確な判断基準を持ち、自らの言動もそれと一致している
 ・厳格性:「厳しい」
    規範からズレたときは、厳しく叱れる、メンバーにも自分にも厳しい


本書は、経営者の方にも、管理職の方にも、若手(従業員や就職活動中の方)にも、どの方にもオススメです。
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