株式上場意向に関するアンケート調査(帝国データバンク)
帝国データバンクからIPOに関するアンケート調査のレポートが公表されています。
株式上場意向に関するアンケート調査(帝国データバンクHP)
調査対象は、下記(1)~(3)のうち、いずれかに該当した未上場企業 5,030 社
(1)前回調査(2012 年)において、IPO の意向確認済み
(2)帝国データバンク「企業信用調査」において、IPO の意向確認済み
(3)ベンチャーキャピタルからの出資を確認済み
レポートで注目したところは、
●IPOの目的
1位:知名度・信用力の向上(71.8%)
2位:資金調達力の向上(49.7%)
3位:人材の確保(46.5%)
(コメント)資金調達目的は約50%で、それよりも重視されているのは知名度・信用力でした。
●IPO予定市場
1位:東証マザーズ(37.2%)
2位:JASDAQスタンダード(24.2%)
3位:東証二部(6.5%)
(コメント)企業が意識しているのはこの3市場で、その他は・・・・・↓
JQグロース(3.9%)、セントレックス(1.4%)、東証TokyoProMarket(0.9%)
「今後5年以内の国内IPO市場の展望について聞いたところ、好転すると見込む企業が7割超を占めた」との前向きなレポートでした。
【参考過去記事】
何のための上場か(08/01/14)
株式上場意向に関するアンケート調査(帝国データバンクHP)
調査対象は、下記(1)~(3)のうち、いずれかに該当した未上場企業 5,030 社
(1)前回調査(2012 年)において、IPO の意向確認済み
(2)帝国データバンク「企業信用調査」において、IPO の意向確認済み
(3)ベンチャーキャピタルからの出資を確認済み
レポートで注目したところは、
●IPOの目的
1位:知名度・信用力の向上(71.8%)
2位:資金調達力の向上(49.7%)
3位:人材の確保(46.5%)
(コメント)資金調達目的は約50%で、それよりも重視されているのは知名度・信用力でした。
●IPO予定市場
1位:東証マザーズ(37.2%)
2位:JASDAQスタンダード(24.2%)
3位:東証二部(6.5%)
(コメント)企業が意識しているのはこの3市場で、その他は・・・・・↓
JQグロース(3.9%)、セントレックス(1.4%)、東証TokyoProMarket(0.9%)
「今後5年以内の国内IPO市場の展望について聞いたところ、好転すると見込む企業が7割超を占めた」との前向きなレポートでした。
【参考過去記事】
何のための上場か(08/01/14)
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マザーズ上場会社のリスク情報の開示状況(東証マザーズHP)
先日ご紹介しました「JASDAQ上場会社のリスク情報の開示状況」と同内容の資料の東証マザーズ版をご紹介します。
東証マザーズのHPにおいて、マザーズ上場会社の各社毎のリスク情報(項目)をリストとして公表しています。
マザーズ上場会社のリスク情報の開示状況(東証マザーズHP)
親切にもEXCEL形式で提供されています。
上場日や業種、決算期の列もありますので、便利です。
今からリスク情報の記載を検討する会社さんは、ぜひ眺めてみてください。
【参考過去記事】
JASDAQ上場会社のリスク情報の開示状況(大証HP)(13/04/14)
東証マザーズのHPにおいて、マザーズ上場会社の各社毎のリスク情報(項目)をリストとして公表しています。
マザーズ上場会社のリスク情報の開示状況(東証マザーズHP)
親切にもEXCEL形式で提供されています。
上場日や業種、決算期の列もありますので、便利です。
今からリスク情報の記載を検討する会社さんは、ぜひ眺めてみてください。
【参考過去記事】
JASDAQ上場会社のリスク情報の開示状況(大証HP)(13/04/14)
規制改革会議 「創業等ワーキング・グループ」 4/11 の資料が公表されています
先日も記事にしました(過去記事)内閣府 規制改革会議でのIPO活性化策の議論について、内閣府HPに4/11の会合の資料が掲載されています。
第2回創業等ワーキング・グループ資料(内閣府HP)
IPO活性化関連のページのみ以下に掲載しておきます。


まだ問題提起という段階ということですが、「J-SOXに係る負担を一定期間軽減」や「財務諸表の年数を限定」となれば、IPO準備の実務にも影響ありますので、引き続き注目していたいと思います。
第2回創業等ワーキング・グループ資料(内閣府HP)
IPO活性化関連のページのみ以下に掲載しておきます。


まだ問題提起という段階ということですが、「J-SOXに係る負担を一定期間軽減」や「財務諸表の年数を限定」となれば、IPO準備の実務にも影響ありますので、引き続き注目していたいと思います。
あずさ監査法人「成長戦略としての株式公開のすすめ」出席してきました
昨日、あずさ監査法人にて「成長戦略としての株式公開のすすめ」に出席してきました。
内容は、以下の4コマでした。
・経済活性化のための緊急提言について(内閣府 規制・制度改革担当官様)
・日本取引所グループのIPO促進策について(東証 小沼氏)
・上場体験談Ⅰ(マザーズ)(メディアフラッグ 福井社長)
・上場体験談Ⅱ(TOKYO Pro Market)(新東京グループ 吉野社長)
個人的に関心があったのは、1コマ目の内閣府の「規制改革会議」の話題でした。
直前の4月11日の部会にてIPO促進策が議論された(参考過去記事)ということもあり、どのような話がされるか注目していました。
4月11日の部会では、以下のような話題が出て、「金融庁からも前向きな見解が得られた」とのことです。
①クラウドファンディングの導入
②地域において資金調達ができる仕組み。グリーンシートの開示合理化の検討
③IPO時の届出書について、財務諸表の年数を限定する
④JSOX負担を一定期間軽減
⑤IPO時の株主基準を減らす
メディアフラッグ 福井社長のお話は、起業後にかなり苦労され、会社を手放すことまで真剣に考えたというお話などは印象的でした。
それと、福井社長は、かなり熱心なマラソンランナー(ベストタイムは3時間30分台!)ということで、ご自身の最近のマラソン大会の成績までお話されており面白かったです。
企業経営者にはマラソン愛好家が多いことについて、以下の3点で企業経営とマラソンは通じるものがあるとのこと。
① 地道な努力をコツコツ継続することが必要(まぐれで良い結果は出ない)
② 予め決めた目標に向けて取り組む(練習計画、ペース配分など)
③ 絶対にあきらめない!
私も、マラソンランナーの端くれですが、上記3点にはなるほど!と思いました。
新東京グループのお話で印象的だったのは、(TOKYO Pro Market市場へですが)上場したことによる信用力向上を顕著に実感しているとのことでした(社長から営業部門の方にスピーチを交代し、営業の最前線の声としてそのことを熱くお話されていました)。
他の大手監査法人同様ですが、あずさ監査法人もIPO準備企業の開拓・支援にこれまで以上に力を入れていく姿勢が伝わってきました。
内容は、以下の4コマでした。
・経済活性化のための緊急提言について(内閣府 規制・制度改革担当官様)
・日本取引所グループのIPO促進策について(東証 小沼氏)
・上場体験談Ⅰ(マザーズ)(メディアフラッグ 福井社長)
・上場体験談Ⅱ(TOKYO Pro Market)(新東京グループ 吉野社長)
個人的に関心があったのは、1コマ目の内閣府の「規制改革会議」の話題でした。
直前の4月11日の部会にてIPO促進策が議論された(参考過去記事)ということもあり、どのような話がされるか注目していました。
4月11日の部会では、以下のような話題が出て、「金融庁からも前向きな見解が得られた」とのことです。
①クラウドファンディングの導入
②地域において資金調達ができる仕組み。グリーンシートの開示合理化の検討
③IPO時の届出書について、財務諸表の年数を限定する
④JSOX負担を一定期間軽減
⑤IPO時の株主基準を減らす
メディアフラッグ 福井社長のお話は、起業後にかなり苦労され、会社を手放すことまで真剣に考えたというお話などは印象的でした。
それと、福井社長は、かなり熱心なマラソンランナー(ベストタイムは3時間30分台!)ということで、ご自身の最近のマラソン大会の成績までお話されており面白かったです。
企業経営者にはマラソン愛好家が多いことについて、以下の3点で企業経営とマラソンは通じるものがあるとのこと。
① 地道な努力をコツコツ継続することが必要(まぐれで良い結果は出ない)
② 予め決めた目標に向けて取り組む(練習計画、ペース配分など)
③ 絶対にあきらめない!
私も、マラソンランナーの端くれですが、上記3点にはなるほど!と思いました。
新東京グループのお話で印象的だったのは、(TOKYO Pro Market市場へですが)上場したことによる信用力向上を顕著に実感しているとのことでした(社長から営業部門の方にスピーチを交代し、営業の最前線の声としてそのことを熱くお話されていました)。
他の大手監査法人同様ですが、あずさ監査法人もIPO準備企業の開拓・支援にこれまで以上に力を入れていく姿勢が伝わってきました。
「会計監査人非設置会社の監査役の会計監査マニュアル」(監査役協会)
IPO準備会社の監査役さんに参考になりそうな資料が監査役協会から公表されています。
「会計監査人非設置会社の監査役の会計監査マニュアル」(監査役協会)
上場準備会社の場合、会計監査人を設置するまでは、会社法においては、監査役が会計監査の主体となります(実質的には、上場直前期以後は監査法人が関与していますが)。
今回のこのマニュアルは、会計や監査の基礎的な知識のほか、チェックリストや用語集なども付いていますので、経理・会計にあまり明るくない方が監査役となられた場合などには参考資料としては役に立ちそうです。
JASDAQ上場会社のリスク情報の開示状況(大証HP)
(12年4月19日一部訂正あり)
上場準備会社において、Ⅰの部の「事業等のリスク」の項を作成する際に参考になりそうな情報です。
大証のHPにおいて、JASDAQ上場会社の各社毎のリスク情報(項目)をリストとして公表しています。
JASDAQ上場会社のリスク情報の開示状況(大証HP)
親切にもEXCEL形式で提供されています。
上場日や業種、決算期の列もありますので、便利です。
今からリスク情報の記載を検討する会社さんは、上場予定市場を問わず(マザーズ上場希望の会社さんでも)、ぜひ眺めてみてください。
今夏の東証との市場統合後は、このサービスが東証上場企業にも広がるとよいと思いました。
(東証には現時点ではこの手の公表物はありません)
12年4月19日訂正: 東証マザーズにも同様のデータ公表がありました。→ (紹介記事)
上場準備会社において、Ⅰの部の「事業等のリスク」の項を作成する際に参考になりそうな情報です。
大証のHPにおいて、JASDAQ上場会社の各社毎のリスク情報(項目)をリストとして公表しています。
JASDAQ上場会社のリスク情報の開示状況(大証HP)
親切にもEXCEL形式で提供されています。
上場日や業種、決算期の列もありますので、便利です。
今からリスク情報の記載を検討する会社さんは、上場予定市場を問わず(マザーズ上場希望の会社さんでも)、ぜひ眺めてみてください。
(東証には現時点ではこの手の公表物はありません)
ベンチャー企業:上場株主数の緩和要請へ (規制改革会議)
本日の内閣府 規制改革会議の作業部会にて、IPO促進策が議論されたというニュースです。
ベンチャー企業:上場株主数の緩和要請へ 金融庁(毎日.jp)
ニュース記事の一部抜粋です。
・上場に必要な株主数を現行の「300人以上」から「200人以上」に緩和するよう各証券取引所に要請する方針を固めた。
・未上場企業がインターネットを通じ、多くの投資家から少しずつ資金調達する仕組みも検討する。
・主な新興市場は、・・・300人以上の株主確保を上場基準にしている。しかし、知名度の低いベンチャー企業が上場前に多数の株主を集めるのは難しいことから、基準を緩和する。
・現行では上場時に5年分の届け出が必要な財務諸表を2〜3年分に短縮するなど、上場に伴う事務負担の軽減も図る。
「政府が6月に策定する成長戦略に盛り込み、具体的な制度設計に入る」とのことです。
まだ確定ではないようですが、この動向には注目したいと思います。
ベンチャー企業:上場株主数の緩和要請へ 金融庁(毎日.jp)
ニュース記事の一部抜粋です。
・上場に必要な株主数を現行の「300人以上」から「200人以上」に緩和するよう各証券取引所に要請する方針を固めた。
・未上場企業がインターネットを通じ、多くの投資家から少しずつ資金調達する仕組みも検討する。
・主な新興市場は、・・・300人以上の株主確保を上場基準にしている。しかし、知名度の低いベンチャー企業が上場前に多数の株主を集めるのは難しいことから、基準を緩和する。
・現行では上場時に5年分の届け出が必要な財務諸表を2〜3年分に短縮するなど、上場に伴う事務負担の軽減も図る。
「政府が6月に策定する成長戦略に盛り込み、具体的な制度設計に入る」とのことです。
まだ確定ではないようですが、この動向には注目したいと思います。
「トーマツベンチャーサミット2013」に参加してきました
本日、ホテルニューオータニで開催された「トーマツベンチャーサミット2013」に参加してきました。
定員1,000名という大型の招待制イベントでした。
参加者は、オーナー企業・ベンチャー企業の経営者を中心に、あと、大企業の新規事業担当者やその他関係者(金融機関等)という顔ぶれでした。
内容は、第一部が、第二部がビジネス交流会です。
●第一部 講演・パネルディスカッション

・講演
①事業拡大の秘訣(GMOインターネットの熊谷社長)
②新成長戦略(竹中平蔵氏)
・パネルディスカッション
以下4名がパネラーでした。
ホリプロ 堀社長
マツモトキヨシ 松本社長
トレンダーズ 経沢社長
コロプラ 馬場社長
どの内容も非常によいお話でした。
熊谷社長の講演は、以下に紹介されています。
夢やビジョンを共有してITバブル乗り越えた(CNET Japan)
●第二部 ビジネス交流会

ベンチャー経営者ということで20代・30代の方が多かったように見えました。
熱気がすごく、これから世の中が明るくなっていく気がしました。
ベンチャー経営者を中心にこの人数を動員できるトーマツのネットワークはさすがと感じました。
この最近のIPOの盛り上がりに伴い、どの監査法人もベンチャー企業の囲い込みに力を入れてきていますが、現時点ではトーマツが一歩二歩抜け出している感があります。
【参考過去記事】
IPO花盛り、踊る証券・監査法人(日経ヴェリタス)(13/04/01)
トーマツベンチャーサポート(知られざる支援内容、ついにベールを脱ぐ)(13/03/29)
定員1,000名という大型の招待制イベントでした。
参加者は、オーナー企業・ベンチャー企業の経営者を中心に、あと、大企業の新規事業担当者やその他関係者(金融機関等)という顔ぶれでした。
内容は、第一部が、第二部がビジネス交流会です。
●第一部 講演・パネルディスカッション

・講演
①事業拡大の秘訣(GMOインターネットの熊谷社長)
②新成長戦略(竹中平蔵氏)
・パネルディスカッション
以下4名がパネラーでした。
ホリプロ 堀社長
マツモトキヨシ 松本社長
トレンダーズ 経沢社長
コロプラ 馬場社長
どの内容も非常によいお話でした。
熊谷社長の講演は、以下に紹介されています。
夢やビジョンを共有してITバブル乗り越えた(CNET Japan)
●第二部 ビジネス交流会

ベンチャー経営者ということで20代・30代の方が多かったように見えました。
熱気がすごく、これから世の中が明るくなっていく気がしました。
ベンチャー経営者を中心にこの人数を動員できるトーマツのネットワークはさすがと感じました。
この最近のIPOの盛り上がりに伴い、どの監査法人もベンチャー企業の囲い込みに力を入れてきていますが、現時点ではトーマツが一歩二歩抜け出している感があります。
【参考過去記事】
IPO花盛り、踊る証券・監査法人(日経ヴェリタス)(13/04/01)
トーマツベンチャーサポート(知られざる支援内容、ついにベールを脱ぐ)(13/03/29)
あずさ監査法人 IPOセミナー「成長戦略としての株式公開のすすめ(4/15)」
あずさ監査法人のIPOセミナーをご紹介しておきます。
成長戦略としての株式公開のすすめ(あずさ監査法人HP)
内容は、以下のとおりです。
・経済活性化のための緊急提言について(内閣府 規制・制度改革担当官様)
・日本取引所グループのIPO促進策について(東証 小沼氏)
・上場体験談Ⅰ(マザーズ)(メディアフラッグ 福井社長)
・上場体験談Ⅱ(TOKYO Pro Market)(新東京グループ 吉野社長)
定員200名で、対象は、
・株式上場を志向されている企業経営者の皆様
・担当役員や実務担当者の皆様
・IPO支援関係者の皆様
です。
「コンサルティングファーム、同業他社様のお申込みはご遠慮いただいております。」とのこと。
上場体験談のほか、内閣府の方のお話なども興味深いです。
ご関心あるかだはぜひどうぞ(上記リンク先から申し込めます)。
成長戦略としての株式公開のすすめ(あずさ監査法人HP)
内容は、以下のとおりです。
・経済活性化のための緊急提言について(内閣府 規制・制度改革担当官様)
・日本取引所グループのIPO促進策について(東証 小沼氏)
・上場体験談Ⅰ(マザーズ)(メディアフラッグ 福井社長)
・上場体験談Ⅱ(TOKYO Pro Market)(新東京グループ 吉野社長)
定員200名で、対象は、
・株式上場を志向されている企業経営者の皆様
・担当役員や実務担当者の皆様
・IPO支援関係者の皆様
です。
「コンサルティングファーム、同業他社様のお申込みはご遠慮いただいております。」とのこと。
上場体験談のほか、内閣府の方のお話なども興味深いです。
ご関心あるかだはぜひどうぞ(上記リンク先から申し込めます)。
IPO花盛り、踊る証券・監査法人(日経ヴェリタス)
3月31日付けの日経ヴェリタスにて、昨今のIPO動向についての記事が出ています。
「初値17連勝中、市場にみなぎる買い意欲 IPO花盛り、踊る証券・監査法人 「活況のうちに」と上場前のめり、西武HD株主は乗り遅れを心配」 と、すこし過激なタイトルです。
記事の詳細は、本誌をお読みいただければと思いますが、一部ご紹介します。
・17社連続で初値が公開価格を上回っている。(この記録は、07年6月以来)
・不動産関連のIPO企業が増えそう。(野村証券 大村氏)
・SMBC日興証券は、IPO企業の発掘に向け、3月26日付で企業公開本部を設立。
・上場を延期していた起業家が、再び上場を目指す動きも活発になってきた。(ジャフコ 三好氏)
・ある監査法人には遡及監査の依頼が殺到している。
・新日本監査法人が3月14日に開いたセミナー・交流会では、スタッフがおそろいの「爆査」Tシャツを着ていた。前のめりの姿勢が感じられる。
・西武HDのIPOが遅れそうな気配。上場廃止前からの個人株主は「昨年IPOできれいれば絶好の売り場になったのに」と嘆いていた。
「踊る」という表現が適当かどうかは微妙ですが、IPOについて、企業(起業家)・投資家・市場関係者のそれぞれがこれまでよりも注目・期待している状況は、日本経済活性化という点でもよいことと思います。
「初値17連勝中、市場にみなぎる買い意欲 IPO花盛り、踊る証券・監査法人 「活況のうちに」と上場前のめり、西武HD株主は乗り遅れを心配」 と、すこし過激なタイトルです。
記事の詳細は、本誌をお読みいただければと思いますが、一部ご紹介します。
・17社連続で初値が公開価格を上回っている。(この記録は、07年6月以来)
・不動産関連のIPO企業が増えそう。(野村証券 大村氏)
・SMBC日興証券は、IPO企業の発掘に向け、3月26日付で企業公開本部を設立。
・上場を延期していた起業家が、再び上場を目指す動きも活発になってきた。(ジャフコ 三好氏)
・ある監査法人には遡及監査の依頼が殺到している。
・新日本監査法人が3月14日に開いたセミナー・交流会では、スタッフがおそろいの「爆査」Tシャツを着ていた。前のめりの姿勢が感じられる。
・西武HDのIPOが遅れそうな気配。上場廃止前からの個人株主は「昨年IPOできれいれば絶好の売り場になったのに」と嘆いていた。
「踊る」という表現が適当かどうかは微妙ですが、IPOについて、企業(起業家)・投資家・市場関係者のそれぞれがこれまでよりも注目・期待している状況は、日本経済活性化という点でもよいことと思います。
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