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起業家表彰制度 “EOY 2012 Japan” 公募中

新日本有限責任監査法人が実施する起業家表彰制度「EOY 2012 Japan」が(起業家を)公募中です。

起業家表彰制度 “EOY 2012 Japan”~起業家の一般公募開始~ (新日本有限責任監査法人HP)

公募期間は7月31日までです。
我こそはという企業(起業家)は是非応募されてはいかがでしょうか。
部門が3つに分かれています。

<National Entrepreneur of the Year部門>
 上場企業および上場企業に準ずる企業の起業家で、ビジネスのリーダーとしてさまざまな分野で活躍されている起業家が対象。

<Accelerating部門>
 審査対象となる企業(事業)に最低2年以上携わっている起業家で、上場企業および上場企業に準ずる規模の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。

<Challenging Spirit部門>
 スタートアップ段階の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。


【参考過去記事】

“EOY 2011 Japan”日本代表が決定(11/12/01)
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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

東証 「2012 新規上場の手引き」、「2012 マザーズ上場の手引き」予約受付中

東証から、「2012 新規上場の手引き」、「2012 マザーズ上場の手引き」の発行案内が出ています。

マザーズ上場の手引き
http://www.tse.or.jp/about/books/mothers-tebiki.html

新規上場の手引き(本則市場)
http://www.tse.or.jp/about/books/shinki-tebiki.html

5月下旬発刊予定ということで予約受付中となっています。

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北の達人コーポレーション (12年13社目)

上場日: 2012年5月29日
会社名: 北の達人コーポレーション
URL : http://www.kitanotatsujin.com/
・事業内容: オリジナル健康食品、化粧品、雑貨の企画、開発、製造、販売事業
・基準期: 2011/02
・市 場: アンビシャス
・主幹事証券: 日本アジア証券
・監査法人: 清明
・証券代行: 三井住友信託
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格(円) 1,200
・上場時株数 630,000
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 756

(ひと言コメント)
 ・札証アンビシャスへのIPOは08年2月上場のインサイト以来3年3カ月ぶり
 ・引受証券会社は、日本アジア証券、SBI証券、上光証券
 ・主力製品 健康食品「カイテキオリゴ」への依存度がとても高い。
   売上高占有率は、23年2月期:79.5%、24年2月期第3四半期累計期間:86.6%
 ・公募株数が50,000株、売出株数が152,500株とIPO時ファイナンスの3/4が売出し
   公募での資金調達は55百万円、VCは保有株のほぼ全てをIPO時売出しで売却
 ・監査人は、清明監査法人 (法人ウェブサイトは、現時点では「準備中」・・・)
   もともとは創研合同監査法人だったが、同法人が11年12月に解散したために交代

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札証アンビシャス 4年3ヶ月ぶりのIPO (北の達人コーポレーション)

久しぶりに地方証券取引所へのIPOです。
札証アンビシャスへのIPOは08年2月上場のインサイト以来3年3カ月ぶりです。

北の達人コーポレーションの「札証アンビシャス」への上場承認が出ています。
上場予定日は12年5月29日です。

先日の以下の記事にて、地方証取の苦境についてを話題にしたところだけに、少し驚きでしt。
地方証取「このままでは単独で生き残るのは難しい」(SankeiBiz)(12/04/12)

同社の詳細は、こちらをご参照ください。主幹事証券や監査人などがユニーク(?)です。
北の達人コーポレーション (12年13社目)(12/04/22)

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新規上場のための事前準備ガイドブック (公認会計士協会) 「PDFデータ」 公開

先日ご紹介しました会計士協会のIPO事前準備ガイドブックのPDFデータが公表されています(当初は冊子版の案内のみでした)。

新規上場のための事前準備ガイドブック「上場を目指そうとしている皆さまへ―会計監査を受ける前に準備しておきたいポイントー」公表のご案内(会計士協会HP)

PDFデータ(会計士協会HP)



【参考過去記事】
新規上場のための事前準備ガイドブック (公認会計士協会)(12/04/14)



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AvanStrate 昨年に続いてまたIPO中止

AvanStrateは、4/24に東証本則市場に上場を予定していましたが、IPO中止を決定したとのことです。

募集による新株式発行及び株式売出しの中止に関する取締役会決議のお知らせ(AvanStrate HP)

新規上場承認の取消しについて -AvanStrate(株)-(東証 HP)

「最近の株式市況等の諸般の事情を総合的に勘案し、当募集及び売出しを中止し、上場手続きを一時延期することを決議いたしました」 とのことです。
同社は、昨年も4/12にマザーズ上場を予定していましたが中止しており、今回が2度目のIPO中止です。
ブックビルディングを9日から13日まで行い、16日に公開価格を決定する予定でしたが、需要動向が芳しくなかったということと推察されます。
昨年よりも株価の目線を下げての再チャレンジでしたが、米投資ファンドのカーライル・グループが筆頭株主(約51%保有)というご事情もあり、株価(公開価格)の調整が難しいのでしょう。

・昨年中止時 想定発行価格@720円 → ブックビルディング実施前に中止
・今回中止時 想定発行価格@610円 → ブックビルディング実施(仮条件 @500円~610円) → 中止


【参考過去記事】

AvanStrate(11/03/10)

AvanStrate IPO中止(11/03/26)

AvanStrate (12年10社目) 11年IPO中止銘柄の再チャレンジ(12/03/21)

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新規上場のための事前準備ガイドブック (公認会計士協会)

(4/19一部修正)

公認会計士協会から「新規上場のための事前準備ガイドブック」が公表されました。

新規上場のための事前準備ガイドブック「上場を目指そうとしている皆さまへ―会計監査を受ける前に準備しておきたいポイントー」公表のご案内(会計士協会HP)

これは、平成23年に金融庁、証券取引所、日本証券業協会、日本公認会計士協会によって設置された「新興市場等の信頼性回復・活性化策に係る協議会」がまとめた「新興市場等の信頼性回復・活性化に向けた工程表」の活動の一環として作成されたものです。

このガイドブックは、決算体制の整備について、まだ監査法人等の指導や監査を受けていない会社(IPOを検討中の会社含む)が対象です。

PDFデータの公表に加え、B5版での小冊子(カラー 30ページ)の配布が行われていますが、「はじめに」と「目次」の内容を紹介しておきます(PDFデータの公表が待たれます)  (4/19修正 PDFデータが公表されました)。
【はじめに】
本ガイドブックでは次の2点を主な対象としております。

①決算体制整備に向けた大切なポイントの理解促進
 決算体制の整備の中でも、特に会計監査を受ける前に優先的に整備していただきたいポイントを正しくご理解いただき、効率的な上場準備をしていただくこと

②上場申請のために非兆な監査年度に入ってからの監査契約締結についての理解促進
 上場目標年度の直前2期間に入ってからの監査契約締結に関しては、一部で誤解されている点があるようですので、その点の正しい理解を促進すること
【 目 次 】

Ⅰ 株式上場までの標準的スケジュール

Ⅱ 上場は3年以上先とお考えの皆さま、あるいは上場目標年度が決まっていない皆さま
 1 いつから監査法人等の関与を受けるべきですか
 2 会計監査開始に向けた事前準備が必要です
 3 なぜ事前準備が必要なのですか
 4 会計監査を受ける前に整備しておきたいポイントはどんなものですか 

Ⅲ  既に監査対象期間に入っている(上場目標年度の直前々期期首が経過している)皆さま
 1 直前々期期首経過後の監査契約締結の可否
 2 直前々期期首経過後の監査契約締結におけるリスク
 3 直前々期期首経過後の監査契約締結に関するその他の疑問

付録 会計監査を受けようとしたときにありがちな指摘

IPOに関わっている方(企業および各種関係者)にはそれなりに興味を持って頂ける内容かと思います。
特に、「Ⅲ」については、いわゆる遡及監査(遡及的監査)に関する考え方を整理しています。

これからIPOを目指す企業を対象としていますので、かなり平易に書かれています。
(IPOに精通している方にとっては目新しいものはなく当たり前のことの説明が大半です)

ご関心ある方は、ぜひこのガイドブックを入手されてはいかがでしょうか。
(微力ながら、私もこのガイドブックの作成に協力させて頂きました)


【参考過去記事】

「新興市場等の信頼性回復・活性化に向けた工程表」が公表されています(11/06/24)

日証協「新興市場等の信頼性回復・活性化策に係る協議会」の検討状況(11/05/23)

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地方証取「このままでは単独で生き残るのは難しい」(SankeiBiz)

しばらくIPOが途絶えている地方証券取引所についてのニュース記事です。

活路求める地方証取 地元有望企業発掘・審査料引き下げ… (SankeiBiz)

以下、記事の一部を紹介します。
・「投資家からは、地方証取の単独上場企業は投資先として対象外」(中堅証券)とみられているのが実情

・工業用ガスシステムメーカー、ジャパンマテリアルの株式は昨年末に上場した名証では、いまだに売買ゼロ。重複上場している東証2部に売買が集中している。

・液卵大手のイフジ産業の株式も昨年8月に上場した福証では取引がなく、「地域貢献の一つ」(同社)と割り切る。

・札証も苦戦が続き、08年2月以来、4年以上も新規上場企業が途絶えている。

・福証は地元の優良企業にアタックをかけ続け、11年8月に約1年2カ月ぶりとなる新規上場企業を生んだ。3年前には有望企業の上場を支援する「九州IPO挑戦隊」と名付けたプロジェクトに乗りだし、15社が3~5年後の上場を目指している。

・地方証取の今後について、大和総研金融調査部の太田珠美研究員は「地方の有望企業を発掘する役割は重要」としつつも、「このままでは株式市場として単独で生き残るのは難しい」と変革への挑戦を促している。


さすがにこのままでは、単独で生き残るのは難しく、「市場の統・廃合」という方向にならざるを得ないように感じます。。。

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TOKYOAIM第2号五洋食品産業の上場時ファイナンスに暗雲が・・・・

TOKYO AIM(もうすぐTOKYO Pro Market)の第2号銘柄「五洋食品産業」の上場時ファイナンスに関する気になるニュースです。

上場予定日の変更のお知らせ(五洋食品産業 HP)

五洋食品産業株式会社の TOKYO AIM への上場予定日の変更について(TOKYO AIM HP)

上場予定日が、4月26日から5月28日に変更になっています。
それだけではなく、上記リリースではよくわかりませんが、訂正特定証券情報によると、特定投資家向け取得勧誘(通常IPOの公募増資に相当)が当初予定の 100,000株から45,000株に半減されています。

会社リリースによると理由は、
特定投資家における、投資の意思決定については当該期間の延長が必要であると判断致しました。併せて最近の株式市況の動向等の諸般の事情を総合的に勘案した結果、平成24 年度中(平成24 年6月から平成25 年5月まで)に必要な資金調達額に合わせた発行新株式数への変更を行うことと致しました。
とのことですがよくわかりません。
想像するに投資家(プロ投資家)の需要動向が芳しくないのだろうとは思われます。

第1号(メビオファーム)はファイナンスを全て中止、第2号は上場日程を1か月ずらし&株数半減とは・・・・
唸ってしまいます。

TOKYO AIMについては、このニュースで、
東証斉藤社長が、同市場の不人気ぶりについて、「これだけ反応がないとは思わず、びっくりしたのは事実」とコメントしたと報じらえています。
地方のめぼしい未公開企業を開拓 東証、2012年は上場50社が目標(J CASTニュース)


【参考過去記事】
TOKYO AIM第2号 冷凍洋菓子製造販売会社 「五洋食品産業」(12/02/23)

メビオファーム 上場時の増資を「中止」(11/07/09)

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予算会計 (参考書籍)


上場準備会社において、IPOに向けて、非常に苦労するテーマのひとつである「利益管理体制(予算制度の導入)」に関する参考書籍です。



演習形式で、(単年度)予算の策定手順が理解できるように説明している実務書です。
以下、目次のみ紹介しておきます。
第1章 予算編成方針関係の予算編成
第2章 売上高関係の予算編成
第3章 売上原価関係の予算編成
第4章 設備投資等及び減価償却費関係の予算編成
第5章 人件費・販管費関係の予算編成
第6章 資金運用・調達関係の予算編成
第7章 税金等・総合予算関係の予算編成

かな~り作りこまれている説例ですので、じっくり読むと非常に勉強になる書籍です。
ただし、いきなり演習問題に入ってしまうとっつき辛さがあることと、本書を読むにあたっては
それなりの経理実務のスキルが必要となることには注意が必要です。

予算をここまで体系だてて説明している書籍は、他にないように思えます(予想C/F計算書を直接法で算出するところまで説明あり)。
ある程度の経理実務の経験・スキルがあり、「予算」について学ばれている方にとってはとても役に立つ本だと思います。

興味ある方は、著者の児玉会計士が用意している本書の紹介ページをどうぞ。
「予算会計」将来キャッシュ・フロー経営を可能にする財務諸表作成マニュアル(立ち読みページ)

あと、同著者のこちらの書籍も紹介しておきます。

2000年発売の古い本で、絶版になってしまっています。
が、物語形式になっており予算編成について非常に勉強になる本です。
(Amazon等で古本では入手できますので)


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