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東証 「IPOにおける震災特例の実務上の取扱い(Q&A)」を公表


東証のHPに、「震災特例の実務上の取扱い」が公表されてます。

震災特例の実務上の取扱い(PDF、東証HP)

東日本大震災による被災企業及び被災地域の復興支援等に向けた、震災の影響に配慮した特例措置の内容を、Q&A形式で解説しています。

内容は以下のとおりで、かなり丁寧な解説がなされています。

(問1-1)「上場申請について従来よりも遅れたタイミングでの申請も可」としていますが、具体的にいつまで申請可能ですか。

(問1-2)利益計画が策定中である、あるいは見直し中である場合や業績の見通しが不透明である場合においても、上場申請することは可能ですか。

(問1-3)震災の影響について、上場申請する前に審査上の判断を確認することは可能ですか。

(問1-4)震災後、株式相場の低迷もみられますが、株価等の状況をみながら上場申請後に上場日程(上場時に公募・売出しを実施する日程)を決めたいのですが、可能ですか。

(問1-5)震災に起因して本則市場又はマザーズ市場への新規上場に至らなかった場合、再申請時の上場審査料を免除(3年以内)するとのことですが、どのような要因なら認められますか。
また、再申請の際にはどのような審査、手続きになりますか。

(問2-1)どのような範囲の損失が、「純資産の額」や「利益の額」に関する特例の適用対象となる「東日本大震災による特別損失」として認められるのですか。

(問2-2)純資産の額に関する特例が適用される要件を「東日本大震災による特別損失に起因して10億円未満となっている場合」としていますが、どのような場合に「東日本大震災による特別損失に起因」しているものとして扱うのですか。

(問2-3)新規上場時の資金調達額により純資産の額に関する形式要件を充足する場合、新規上場時の純資産の見込み額はどのように計算されるのですか。

(問2-4)「利益の額」に関する特例の適用対象となる特別損失は、「災害損失」などの科目表示がなされたものに限定されるのでしょうか。

(問2-5)東日本大震災による損失が販売費及び一般管理費や営業外費用に計上されている場合や、東日本大震災に起因する売上高の減少等は、審査上考慮されないのですか。

(問2-6)直前事業年度の監査意見について、どのような場合に「限定付適正意見」でも認められるのですか。

(問2-7)一部指定審査においても、直前事業年度の監査意見が「限定付適正意見」でも認められるのですか。

(問3-1)震災による業績への影響について、上場審査では原則どのようなスタンスで審査するのですか。

(問3-2)業績への影響については、どのような範囲を震災の影響として扱うのですか。

(問3-3)震災の影響による業績の低下は、上場審査ではどの程度まで許容されるのですか。(利益の絶対額の水準や赤字の場合の取扱いなどありますか)

(問3-4)震災の影響について、企業のコーポレートガバナンス及び内部管理体制の有効性の観点では、原則どのようなスタンスで審査するのですか。

(問3-5)震災の影響により、利益計画の策定が期末までに終わらず、申請期にずれこんだ場合には何らか審査上の問題となりますか。
また、利益計画の策定が困難である場合に審査上はどのような取扱いになりますか。

(問3-6)震災の影響により、当初の利益計画の策定に際して十分な環境分析が行えず、その結果、利益計画を複数回修正している場合に、何らか審査上の問題となりますか。

(問3-7)震災の影響により、審査時点における、あるいはその後における業績の見通しが不透明である場合にはどのような取扱いになりますか。

(問3-8)震災の影響により、決算発表が45日以内にできない可能性がありますが、審査ではどのような判断になりますか。

(問3-9)震災の影響により業績予想を開示することが困難ですが、審査ではどのような判断になりますか。

(問3-10)震災の影響について、「新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)」でどのような開示を行えばよいでしょうか。


震災による一時的な利益の減少や、申請日程の遅れ、決算の遅れなどに対して、かなり柔軟に救済措置を用意しているものの、何でもかんでも「震災のせい」とはならないよう判断基準を示しています。

詳細は原文をご参照ください。


【参考過去記事】

東証 震災対応に向けての上場規程等の一部改正(11/05/10)

大証から「東日本大震災による被災上場会社等に対する支援策」が公表(11/05/02)

東証が東日本大震災被災企業のIPOに「柔軟対応」(11/04/16)



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SEMITEC (震災で中止→再承認)


震災で上場承認を取り下げていたSEMITECですが、改めて上場承認が出ています。
(10年3月期基準でのぎりぎり期越え上場です)


上場日: 2011年6月29日
会社名: SEMITEC
URL : http://www.semitec.co.jp/
・事業内容: 温度センサ等の製造、販売
・基準期: 2010/03
・市 場: JASDAQスタンダード
・主幹事証券: 三菱UFJモルガン・スタンレー
・監査法人: トーマツ
・証券代行: 三菱UFJ信託
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格 1,250
・上場時株数 2,774,400.00
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 3,468


・ひと言コメント
 前回の承認時は、想定発行価格 1,500円でしたが・・・・



【参考過去記事】
SEMITEC IPO中止(11/03/24)

SEMITEC (11/03/10)


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日本ドライケミカル

上場日: 2011年6月29日
会社名: 日本ドライケミカル
URL : http://www.ndc-group.co.jp/
・事業内容: 消火・防災設備の設計、製造、販売、施工、保守等
・基準期: 2010/03
・市 場: 東証二部
・主幹事証券: 大和CM
・監査法人: トーマツ
・証券代行: 住友信託
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格 2,040
・上場時株数 1,542,153
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 3,146

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日証協「新興市場等の信頼性回復・活性化策に係る協議会」の検討状況


日本証券業協会が今年の2月に設置した
「新興市場等の信頼性回復・活性化策に係る協議会」の検討状況が
日証協HPに掲載されています。

新興市場等の信頼性回復・活性化策に係る協議会(日証協HP)

設置された、「第1部会」、「第2部会」の議論についても、議事と配布資料が公表されており、現在の新興市場の低迷の原因は何なのかなどなど、興味深い内容になっています。
議事を見ると、様々な意見が飛び交っていることがわかります(中には、違和感を感じる意見も・・・・)。
ただ、議事については、委員の誰の発言なのかは書かれておらずちょっと残念です(発言から推察できるものもありますが・・・・)。

6月下旬の「具体的な取組の実施期限を明確にした「工程表」を作成・公表」を待ちたいと思います。

興味ある方は、ぜひリンク先の議事・資料をお読み下さい(感想コメントなど歓迎いたします)。

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イートアンド

上場日: 2011年6月24日
会社名: イートアンド
URL : http://www.eat-and.jp/
・事業内容: 大阪王将を中心とした外食事業のチェーン展開、及び同ブランドを活用した中華惣菜を中心とする冷凍食品の製造及び販売事業
・基準期: 2010/03
・市 場: JASDAQスタンダード
・主幹事証券: みずほ
・監査法人: 東陽
・証券代行: 三菱UFJ信託
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格 2,860
・上場時株数 1,206,015
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 3,449

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ハウスコム

上場日: 2011年6月23日
会社名: ハウスコム
URL : http://www.housecom.co.jp/
・事業内容: 賃貸建物への入居者の仲介斡旋及びその他付随業務
・基準期: 2010/03
・市 場: JASDAQスタンダード
・主幹事証券: 大和CM
・監査法人: トーマツ
・証券代行: 三菱UFJ信託
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格 600
・上場時株数 3,790,000
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 2,274

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(コメント:大東建託の子会社)

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ディジタルメディアプロフェッショナル

上場日: 2011年6月23日
会社名: ディジタルメディアプロフェッショナル
URL : http://www.dmprof.com/
・事業内容: グラフィックスプロセッサの開発・販売、独自開発した3Dグラフィックス技術のライセンス供与等
・基準期: 2010/03
・市 場: マザーズ
・主幹事証券: 野村
・監査法人: 新日本
・証券代行: 三菱UFJ信託
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格 2,100
・上場時株数 2,272,200
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 4,772

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(コメント:ニンテンドー3DS、VC比率高(69.5%)、潜在株比率高(23.8%))

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また新興市場不祥事「富士バイオメディックス」


またしても新興市場での不祥事ニュースです。

名証セントレックスに上場していた(08年10月倒産)富士バイオメディックス社です。

5月10日に、東京地検特捜部は、同社の元社長・鈴木晃容疑者(52)、元取締役管理本部長の佐々木正容疑者(60)、元管理本部副部長の吉富太可士容疑者(51)、粉飾決算を指南していたとされるコンサルタント会社社長の馬上弘直容疑者(52)を旧証券取引法(現金融商品取引法)違反の疑いで逮捕。
逮捕容疑は、2007年5月期に実際は約166億円だった売上高を約182億円と水増しし、約5億円の赤字だった経常損益を約8億円の黒字と、虚偽を記載した有価証券報告書を関東財務局に提出した疑い。
医療法人のM&Aにからみ、架空の出資金約19億円の記載や、短期借入金40億円を計上しないなどの粉飾で債務超過を免れたとみられている。


以下のニュース記事が詳しめです。
証券監視委が精力的に調査する医療ベンチャー富士バイオメディックスの「闇」(現代ビジネス 10年9月9日)

「特捜案件」となった富士バイオメディックス粉飾事件に見る犯罪の連鎖(現代ビジネス 10年9月9日)

記事の真偽はわかりませんが、粉飾は上場前から行われていたとか、他の事件との連鎖のことなどが書かれております。


IPO時(05年8月)の目論見書を見てみました。なかなかシブい(?)顔ぶれです。
【04/5月期基準の期越え上場】
●主幹事:東洋証券
 (シ団:東洋証券、そしあす証券、岡三証券、KOBE証券、水戸証券、イー・トレード証券、松井証券)
●監査法人:麹町監査法人(04/5期) 
 (参考:IPO後 05/5期:麹町監査法人 → 06/5期:つばき監査法人 →
        → 07/5期:大光監査法人 → 08/5期:大光監査法人 → 倒産 )
というのと、
シ団から「日興シティグループ証券」が途中で離脱していました。
05年7月4日の上場承認時の目論見書には、東洋証券(主幹事)に次ぐ2番手に日興シティの記載がありますが、
05年7月13日付の第一次訂正目論見書を読むと、「日興シティグループ証券を削除」との記載があります。
この理由は何だったのかはとても気になります(日興シティが粉飾に気づいた? ← 単なる妄想です)


逮捕されたコンサルタント会社社長は、「粉飾アレンジャー」と呼ばれる人物だそうですが、
私も「コンサルタント」を業とする者として、こういうコンサルタントの存在は「いい迷惑」です。

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東証 震災対応に向けての上場規程等の一部改正


約1か月前に、東証から
東日本大震災による被災企業及び被災地域の復興支援に向けた東証の対応方針
が公表されていましたが、それを具体化する上場規程等の改正案(パブリックコメント)が出ています。

東日本大震災による被災企業及び被災地域の復興支援等に向けた有価証券上場規程等の一部改正について(PDF)


IPOに関連する対策は、「1.上場審査基準等の特例」の
(1)純資産の額
・ 直前事業年度末における純資産の額が東日本大震災による特別損失に起因して10億円未満となっている場合は、新規上場による資金調達額を加算した額が10億円以上となる見込みがあれば足りるものとします。
(2)利益の額
・ 東日本大震災による特別損失を除外して判断します。
(3)監査意見
・ 東日本大震災により直前事業年度における監査報告書に「限定付適正意見」が記載された場合も基準を充足するものとします。
となります。

6月1日から施行予定ということで、パブリックコメントの期間が短縮されています(お急ぎ)。


【参考過去記事】

東証が東日本大震災被災企業のIPOに「柔軟対応」(11/04/16)

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クロタニコーポレーション

上場日: 2011年6月9日
会社名: クロタニコーポレーション
URL : http://www.kurotani.co.jp/
・事業内容: 非鉄金属スクラップ、インゴットの製造販売及び美術工芸品の製造販売
・基準期: 2010/08
・市 場: 東証二部
・主幹事証券: 野村
・監査法人: トーマツ
・証券代行: 中央三井
・印刷会社: プロネクサス
・想定発行価格 1,200
・上場時株数 7,000,000
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 8,400

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