年内のIPOはおしまい?
本来であれば、3月決算企業の上場が集中するのがこの時期(10月~12月)ですが、今年は閑古鳥がないています。
08年10月~12月で今のところ8社が上場(上場日ベース、予定含む)ですが、07年は10月~12月で28社が上場しています。
連日のように上場承認が出るような時期にもかかわらず、今年は10月6日のヒューリックの上場承認を最後にこの3週間上場承認はありません。
特に今年は来年初の株券電子化を控え、12月の上場が見込まれないことを考えると、もしかすると11月11日上場のヒューリックでもう年内のIPOはおしまいなのでは?と思ってしまいます。
株式市況の低迷及び景気悪化がIPOにも深刻な影響を及ぼし始めているという雰囲気を感じます。
08年10月~12月で今のところ8社が上場(上場日ベース、予定含む)ですが、07年は10月~12月で28社が上場しています。
連日のように上場承認が出るような時期にもかかわらず、今年は10月6日のヒューリックの上場承認を最後にこの3週間上場承認はありません。
特に今年は来年初の株券電子化を控え、12月の上場が見込まれないことを考えると、もしかすると11月11日上場のヒューリックでもう年内のIPOはおしまいなのでは?と思ってしまいます。
株式市況の低迷及び景気悪化がIPOにも深刻な影響を及ぼし始めているという雰囲気を感じます。
ウチのシステムはなぜ使えない
「システム導入がうまくいかない」、「システム会社の対応が不満だ」などと苦労されている会社さんが多いなか、その背景が少しでもわかればと思い読んでみました。
「企業とシステム会社のコミュニケーションに問題がある」というような通り一遍のことも書いてありましたが、システム会社内での人間関係、待遇の違いや職種間の対立などという構造的な問題について、内幕が書かれています。
「開発系」と「運用系」の違いの話や、「IT業界技術職のヒエラルキー」として、システムアナリスト・プロジェクトマネージャー・SE・プログラマ・コーダのそれぞれの役割などが説明されており、興味深く読めました。
これからシステム導入(構築)をされる担当者の方が参考までに読まれてもいいと思いますし、これまでシステム導入で苦労されてきた方が読んでみても頷くところある内容だと思います。
「半期報告書」&「第2四半期報告書」問題が決着
金融庁から、
「企業内容等の開示に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令(案)」等に対するパブリックコメントの結果等について
が公表されています。
いくつかの点について制度改正が行われていますが、IPO準備会社に関係する改正としては、四半期財務諸表関連の改正が行われており、「半期報告書」&「第2四半期報告書」問題(?)への対応が行われています。
直接この問題(?)の対象となる企業に携わった方以外はあまり知られていない論点かもしれませんが、
4月から「四半期報告書」制度が導入されたことによって、その後上場する新規上場会社について、中間期末について、制度上「第2四半期報告書」と「半期報告書」の両方を作成しなければいけない場合があるという(不思議な)状況にありました(「取引所」への提出書類と「金融庁」への提出書類の不一致)。
今回の制度改正でこの不都合(?)が解消されたということです。
場合によっては、企業(と監査法人)に過度(余計?)とも思われる事務負担がある可能性がある問題でもありましたので、制度改正により解決が図られてよかったと思います。
「企業内容等の開示に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令(案)」等に対するパブリックコメントの結果等について
が公表されています。
いくつかの点について制度改正が行われていますが、IPO準備会社に関係する改正としては、四半期財務諸表関連の改正が行われており、「半期報告書」&「第2四半期報告書」問題(?)への対応が行われています。
直接この問題(?)の対象となる企業に携わった方以外はあまり知られていない論点かもしれませんが、
4月から「四半期報告書」制度が導入されたことによって、その後上場する新規上場会社について、中間期末について、制度上「第2四半期報告書」と「半期報告書」の両方を作成しなければいけない場合があるという(不思議な)状況にありました(「取引所」への提出書類と「金融庁」への提出書類の不一致)。
今回の制度改正でこの不都合(?)が解消されたということです。
場合によっては、企業(と監査法人)に過度(余計?)とも思われる事務負担がある可能性がある問題でもありましたので、制度改正により解決が図られてよかったと思います。
金融庁『XBRLデータの提出結果について』
金融庁から、
『第1四半期に係る四半期報告書におけるXBRLデータの提出結果について』
という文書が公表されています。
これは、3月決算の上場企業の場合、08年6月第一四半期から『XBRL形式』による財務諸表の提出を導入したものの、何らかの不具合によって、正しい提出となっていない事例についてを事例を挙げて紹介しながら注意を促すという内容です。
未上場企業の会社の方は、「XBRLって?」と全くピンと来ないかもしれませんが、財務諸表や四半期報告書などの金融庁への提出は、従前より電子データによる提出が求められており(EDINET)、かつ、今期からは「XBRL形式」という特殊なフォーマットでの提出が要請されています。
もちろん上場時(及び上場後)について、XBRL対応についても印刷会社さんが対応して下さるので、本件について特別に身構える必要はありませんが、このようなことも実務上対応していかなければいけませんので、上場後、開示の不備によって会社が信用を失ってしまうようなことがないよう、上場準備会社さんとしてはこれまでにも増して管理体制をよりしっかりして頂かなければいけないと感じました。
『第1四半期に係る四半期報告書におけるXBRLデータの提出結果について』
という文書が公表されています。
これは、3月決算の上場企業の場合、08年6月第一四半期から『XBRL形式』による財務諸表の提出を導入したものの、何らかの不具合によって、正しい提出となっていない事例についてを事例を挙げて紹介しながら注意を促すという内容です。
未上場企業の会社の方は、「XBRLって?」と全くピンと来ないかもしれませんが、財務諸表や四半期報告書などの金融庁への提出は、従前より電子データによる提出が求められており(EDINET)、かつ、今期からは「XBRL形式」という特殊なフォーマットでの提出が要請されています。
もちろん上場時(及び上場後)について、XBRL対応についても印刷会社さんが対応して下さるので、本件について特別に身構える必要はありませんが、このようなことも実務上対応していかなければいけませんので、上場後、開示の不備によって会社が信用を失ってしまうようなことがないよう、上場準備会社さんとしてはこれまでにも増して管理体制をよりしっかりして頂かなければいけないと感じました。
テーマ : 会計・税務 / 税理士 - ジャンル : ビジネス
電算システム
上場日: 2008年10月30日
会社名: 電算システム
URL : http://www.densan-s.co.jp/
・事業内容: 情報サービス事業及び収納代行サービス事業
・基準期: 07年12月期
・市 場: 東証2部
・主幹事証券: 野村
・監査法人: トーマツ
・証券代行: 中央三井
・印刷会社: 宝印刷
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 4,712
事業等のリスクは、下の「続きを読む」で
会社名: 電算システム
URL : http://www.densan-s.co.jp/
・事業内容: 情報サービス事業及び収納代行サービス事業
・基準期: 07年12月期
・市 場: 東証2部
・主幹事証券: 野村
・監査法人: トーマツ
・証券代行: 中央三井
・印刷会社: 宝印刷
・想定発行価格ベース時価総額(百万円): 4,712
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