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大光 上場体験談(ジャスダックHP)

2010年3月9日にジャスダックに上場した株式会社大光(常務取締役管理本部長 秋山 大介氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社大光 常務取締役管理本部長 秋山 大介 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken3160.jsp
 

詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「3.上場準備」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

 上場準備の過程においては、経営管理体制の整備・運用を充実化させるため、諸規程・マニュアル類の整備、内部牽制組織の整備、内部監査室の設置、中期経営計画の策定、年度予算作成と予算統制の整備・予実差異分析、コーポレート・ガバナンスの充実化等を進めてまいりました。
 また、経理部門の充実化として月次決算の早期化、会計処理基準の適正化、開示書類等の作成体制整備に取り組みました。
 野村證券株式会社の中間審査において、課題が明確となり、それらについて個別に改善策を行う際には、上場準備プロジェクトチームのみではなく、全社各組織において取組を行い、結果としてコーポレート・ガバナンスの重要性に対する理解が進み、組織として成長していく実感を得ることができました
 上場申請後、取引所の審査担当者による審査は、書面による数回の質疑応答、電話での補足説明、面談、実地調査がありました。経験したことのない非常に緊張感を伴う内容の濃い期間でした。
 上場当日は、朝から野村證券株式会社での初値確認、ディーリングルーム見学、午後からは取引所における上場セレモニー、報道機関向け会社説明会の開催とあわただしい一日を過ごしました。
 役員一同、会社に新しい歴史を刻んだことを実感するとともに今後の責任の重大さを認識し、今後の会社の発展を互いに誓い合いました。


先日紹介しましたヤーマンの体験談でも会社がレベルアップした旨書かれておりました。 
苦労された分、成長もされたということかと思います。 



上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。


ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp


【参考記事(カテゴリー)】

 IPO体験談紹介

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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

セルシード 上場体験談(ジャスダックHP)

2010年3月16日にジャスダックNEOに上場した株式会社セルシード(取締役最高財務責任者 細野 恭史氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社セルシード 取締役最高財務責任者 細野 恭史 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken7776.jsp
 
詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「上場準備を顧みて思うこと:「自社の成長シナリオの一部として上場を位置付ける」ことの重要性」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

 当社はひと言で言えば「日本国内よりも海外での事業展開が先行する再生医療医薬品メーカー」ですが、実はこのような国内上場企業は私どもが初めてです。当社はバイオセクターのIPOにおける主幹事経験が最も豊富な証券会社に主幹事をお願いしましたが、同社は審査の過程で様々な検討と議論を行った上で新しい視点を抽出して当社上場の最終的な可否を見極められたと聞いております。
 正直なところ審査を受ける立場として「審査の力点が変動する(あるいは審査のポイントについて先行類似事例からの類推が利かない)」ことには苦労や戸惑いが伴いましたが、「要は当社自身が描いている成長シナリオのどの段階に焦点を合わせるかという議論であり、異なるシナリオを求められているわけではない」ことを理解できた時から議論が噛み合うようになりました。成長シナリオと切り離してただ上場を急ぐだけであったなら、表面的な上場基準にこだわる余り、この段階で暗礁に乗り上げてしまっていたのではないかという気がします。
 大変厳しい審査でしたが、安易な前例のあてはめに陥らずに当社の成長シナリオを理解して新しい見方を組み立てて下さった主幹事証券会社様には、今でも頭が下がる思いです。


証券会社や取引所の審査判断は、一見すると同じような事象であっても、時代や個別個別の事情等によって、変化します。 
何か審査で問題視されるようなことがある場合に、「過去、こういう事例で上場した(審査を通った)事例があるので大丈夫!」と 自信満々に「(特異な)事例」を持ち出す方(上場準備経験者として採用された方や、コンサルタント)もおられるようですが、「危険」なアドバイスになっていることもあるようです。
私は、もしIPOに向けて解決が難しい問題が発生した場合には、変に悩むよりは、同社のように、主幹事証券が一所懸命に解決策を検討してくれるよう、主幹事証券との良好なコミュニケーションを構築するほうが大切だと思います。
(ちなみに、セルシードの主幹事証券は、野村証券です)

上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。


ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp


【参考記事(カテゴリー)】

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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

ヤーマン 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年12月24日にジャスダックに上場したヤーマン株式会社(取締役管理本部長 宮崎 昌也氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 ヤーマン株式会社 取締役管理本部長 宮崎 昌也 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken6630.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「3.上場準備」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。 

平成18年に上場準備を開始し、平成19年12月に実施したショートレビューにおける監査法人からの指摘をもとに、課題及び問題点を整理し、会社全体の内部管理体制の充実に着手しました。平成20年2月には社長直属の組織として「IPO実行委員会」を発足させ、上場準備業務専属の人員を加え、引き続き内部管理体制の充実及び申請書類の作成等本格的な上場準備作業を進めてまいりました。
 コーポレート・ガバナンスに関しては上場準備前から強化をしておりましたが、上場準備の過程で証券会社から課題を指摘され、予実管理や事業計画の策定などに関して過去及び未来に関してより一層の分析要求があり、現状の体制の未熟さと上場準備の難しさを思い知らされた半面、課題を一つ一つクリアしていく中で従業員の意識変化が起き、会社として一段階も二段階もレベルアップすることが出来ました
 取引所審査においては、緊張感のある独特の雰囲気の中で質疑応答を繰り返すヒアリング審査が最も印象的でありました。
 上場当日は朝から主幹事証券会社での初値確認、そのまま取引所に移動し上場セレモニーと報道向け会社説明会と慌ただしく一日が終わり、余韻に浸る間もありませんでしたが、上場セレモニーの鳴鐘は印象深く、心が引き締まる思いでした。


上場準備の過程は、証券会社と監査法人からの指導(厳しい要求)によって、短期間で会社を成長させます。
私も、上場準備会社の支援をしていて、よくこれを実感します。
いつも支援先企業さんに、「上場会社になるのであれば、まだまだレベルアップが必要」と言い続けているのですが、 1年前・半年前を振り返ると、どの会社さんもレベルアップし逞しく・頼もしくなってきています。
 



上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。


ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp


【参考記事(カテゴリー)】

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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

一建設 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年12月25日にジャスダックに上場した一建設株式会社(代表取締役社長 小泉 公善氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 一建設株式会社 代表取締役社長 小泉 公善 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken3268.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「ロードショウ」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

IPO時で一番印象に残っておりますのが、ロードショウです。2009年11月24日から12月3日までの実質8営業日で43社(一日平均5~6社)の機関投資家を訪問しましたが、これだけの短期間の間に数多くの方々とお会いし、話をした経験は初めてであり、肉体的にも精神的にもかなり大変でした。しかしながら、このことにより当社と他社との違いや、強みや弱みなどを改めて再確認・再考する機会ともなったため、今後の当社の事業展開を検討する上でとても良い経験になったと思っております。


上場承認後に行われるロードショーでは、機関投資家が会社の評価について歯に衣着せぬ(遠慮なく)コメントをしてきます。
厳しい指摘・意見が出ることも多いようですが、それが良い刺激・気づきになることも多いと聞きます。
 



上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。


ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp


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テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

Tag : 上場体験談IPOコンサル上場コンサル

SHO-BI 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年9月11日にジャスダックに上場したSHO-BI株式会社(代表取締役社長 寺田 一郎氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。
(メールマガジン「JASDAQ IPO WAVE」としても配信されています)

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 SHO-BI株式会社 代表取締役社長 寺田 一郎 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken7819.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「上場してよかったこと」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

  上場して一番よかったことは、社員が目標に向かって一丸となって突き進んでくれたことであります。上場審査を受ける上での体制整備はもちろん、世界的な不況の中にあって業績面で満足のいく結果を出せたことは一番の喜びであります。今回の上場によって従業員の誇りやモチベーションが高まった事で、今後の事業活動において大きな力となり、さらなる当社の発展につながっていくものと確信しております。
 一方で、株式上場はゴールではなく、新たなステージのスタートであります。上場企業としての社会的責任を認識しながら、上場によって備えることのできた「信用力」を背景として、更なる成長を果たしていかなければなりません。株主をはじめとするすべてのステークホルダーの方々にご満足いただけるよう、全社を挙げて努力してまいる決意であります。


別のところでは、「当社が上場を決意するに至った一番の理由は、「信用力」の向上であります。」との記載もありますので、社員が一丸になったことは当初の上場の(主たる)目的ではなかったものの、結果的に「一番よかったこと」になったようです。

 



上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。
(その他の取引所はこのような取組みはほぼ皆無でしょうか。ヘラクレスが頻度は少ないですがメールマガジンで体験談を配信している程度かと思います。)

ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp


【参考記事(カテゴリー)】

 IPO体験談紹介

テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

Tag : 上場体験談IPOコンサル上場コンサル

シーボン 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年9月11日にジャスダックに上場した株式会社シーボン(代表取締役社長 金子 靖代氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。
(メールマガジン「JASDAQ IPO WAVE」としても配信されています)

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社シーボン 代表取締役社長 金子 靖代 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken4926.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、同氏が管理本部長だった時のことの部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

 管理本部長となり、まず原動力となるスタッフを探すことから始めました。上場準備の過程で多くの人が当社へ入社されましたが、ただ単に経験豊富なスタッフを集めるだけでなく、従来からいる社員とのギャップをいかに埋めていくか、ということを常に念頭におき、社員の志を一つにするよう努めました
 また、上場を目指すにあたり管理本部として掲げたことは、「社内整備と情報の一元管理化」です。当社は当時創業してからすでに約30年が経っており、良くも悪くも古い慣習が社内に根付いていました。そこで、稟議規程をはじめ、誰がどこから見ても健全で透明な社内体制そして管理本部を整備し、上場企業としての土台づくりに着手しました。また顧客情報、販売情報、生産情報などを一元管理することによって、よりスピーディーな経営の実践を目指し、今後の店舗の拡大にもサービスの質を落とすことなく対応できる状況をつくりました。


社歴・伝統がある会社さんでは、従来からいる社員の協力も得つつ、新たに参加した社員のモチベーションも高めなければいけないという難しさがあり、同社もそれで苦労されたようです。

 



上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。
(その他の取引所はこのような取組みはほぼ皆無でしょうか。ヘラクレスが頻度は少ないですがメールマガジンで体験談を配信している程度かと思います。)

ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp

 

テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

Tag : 上場体験談IPOコンサル上場コンサル

カテゴリーを追加しました(IPO体験談紹介)

これまで、ジャスダック証券取引所のホームページのJASDAQ上場を達成した会社の体験談の更新情報を都度記事として紹介させて頂いていました。これのブログカテゴリーを独立させてみました(これまでは、「ニュース、事例紹介」カテゴリーに区分していました)。

ブログカテゴリーに「IPO体験談紹介」を新設しましたので、体験談紹介をまとめて読みたい場合は便利かと思います(カテゴリーから「IPO体験談紹介」をクリックすればまとめて読めます)。

【参考過去記事】
(参考ウェブサイト) JASDAQ上場体験談(ジャスダックHP)(08/03/15)


テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年10月23日にジャスダックNEOに上場した株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(代表取締役社長 日高 有一氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。
(メールマガジン「JASDAQ IPO WAVE」としても配信されています)

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 代表取締役社長 日高 有一 様 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken4576.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「これから上場を目指す会社に伝えたいこと」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

 上場を達成するためには「何が起こっても受け止める」という強い信念を持たなければなりません。この信念がどれだけ強いかが上場準備を進めていく際に起こる様々な困難を乗り越える原動力になると思います。
 (中 略)
 例えば、当社が上場を目指す決断をしてから現在に至るまでに、想定していなかった法律の整備や規則の改正がありましたが、それらをクリアーしてこられた理由は、絶対的なものを信じてきたからだと考えています。つまり、現在の上場企業もしくは上場を目指している企業と比較してどのような水準にあるのかを考えて、内部管理体制の構築等の上場準備を進めるのではなくて、理想的な上場企業の内部管理体制の構築を目指して上場準備を進めることが重要です。これは、実務上様々な事象に対応せねばならない、上場を目指す会社にとって非常に困難なことですが、そのぐらいの覚悟がないのであれば上場を果たすことはできませんし、目指すことを勧めることはできません



「強い信念」が必要というのはとても同感です。
(特に経営者が)曖昧な気持ちでは、全社が一丸となって取り組むことも出来ず、IPOまで辿り着くことは難しいと思います。



上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。
(その他の取引所はこのような取組みはほぼ皆無でしょうか。ヘラクレスが頻度は少ないですがメールマガジンで体験談を配信している程度かと思います。)

ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp

 

テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

小田原機器 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年03月16日にジャスダック上場した株式会社小田原機器
(代表取締役社長 津川 善夫氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。
(メールマガジン「JASDAQ IPO WAVE」としても配信されています)

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社小田原機器 代表取締役社長 津川 善夫 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken7314.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「これから上場を目指す会社に伝えたいこと」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

まずは、上場を目指す会社の社員の方々、特にその中で、役員の方々が株式を上場するという意味について勉強する必要があると思います。その為には、本上場体験談の多くのケースを読んだり、上場体験者の方の話を直接お聞きすることが必要であると考えます。
 過去に上場を果たした社長様の多くの方々が、運が良かったので上場が出来たと話されております。話によると、外部環境の変化等で売上の急激な減少、リーマンショックのような大きな経済危機や同時多発テロ等の大事件等に遭遇して、上場の延期や上場が出来なくなった企業も多数あるように聞いており、会社の本来の実力を発揮するだけでなく、運にも左右されるということを覚悟する必要があるかと思います。


「役員がIPOについて勉強する必要がある」、「IPOは運にも左右される」とのことです。

【参考過去記事】
何のための上場か (08/01/14)


それと、
>「何故、この時期に上場するのですか」と質問されることが多々ありました。
というのも、今年上場した会社さんは皆聞かれたことなのだろうと思います。




上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。
(その他の取引所はこのような取組みはほぼ皆無でしょうか。ヘラクレスが頻度は少ないですがメールマガジンで体験談を配信している程度かと思います。)

ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp

テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー

ユビキタスエナジー 上場体験談(ジャスダックHP)

2009年03月13日にジャスダック上場した株式会社ユビキタスエナジー
(専務取締役管理本部長 小野 裕章 氏)の上場体験談がジャスダックのHPに掲載されています。
(メールマガジン「JASDAQ IPO WAVE」としても配信されています)

JASDAQ上場を達成した会社の体験談 株式会社ユビキタスエナジー 専務取締役管理本部長 小野 裕章 殿
http://www.jasdaq.co.jp/list/taiken/taiken3150.jsp


詳細は、原文を直接お読み頂ければと思いますが、「取引所審査対応」の部分のみ引用してご紹介します(下線は私が付しました)。

 2008年冬にジャスダック証券取引所に申請を行いました。証券引受審査同様に書面、実査、面談を行いましたが、短期間のうちに全ての要望に応えなければならないので、証券会社の方々はもとより、外部専門家、弁護士事務所などのステークホルダーとの信頼関係を構築しておくことが非常に重要なことだと思います。
 2000年ごろからのITバブル崩壊、新興企業の不祥事、倒産、上場直後の業績下方修正の問題など、IPOの環境は激変していましたので、コンプライアンス、法令遵守はもとより、成長性、将来性を理解してもらうためには少しの油断も禁物です。場合によっては、専門家のリーガルオピニオンを提示することも必要です。
 実査や面談では全て私が立会いましたが、上場に向けてのこれまでの努力の集大成が私の肩にかかっているという緊張感が相当なストレスとなりました

 取引所審査に対応するための限られた時間軸のなかでの大変な作業の中でも、上場後に売買システムに表示するための当社の略称を決めたり、上場承認公表に必要な事業概要の作成などで上場後をイメージでき、士気が高揚するような、手ごたえを感じる局面もわずかではありますが、ありました。


多くの関係者との信頼関係を構築しておくことの大切さが強調されています。
(参考過去記事) 応援団とうまくコミュニケーションをとること (09/02/13)

それと、IPO準備の責任者としての「緊張感」は相当なものだったとのことです。




上場準備中の会社の方には、 他社分も含めて体験談を一読されることをオススメいたします。
(ジャスダック以外の市場が想定市場の会社さんでも)
ジャスダック証券取引所は、精力的に上場体験談を公開・更新されておりとても良い取組みだと思います。
(その他の取引所はこのような取組みはほぼ皆無でしょうか。ヘラクレスが頻度は少ないですがメールマガジンで体験談を配信している程度かと思います。)

ジャスダック証券取引所 「上場を達成した会社の体験談」
http://www.jasdaq.co.jp/list/list_40.jsp

テーマ : IPO - ジャンル : 株式・投資・マネー